【雑記】最高のペンネームを見つける旅路
【はじめに】
おひさしぶりです、職業:ラノベ作家を志しております寿司サンダーと申します。現在の所持金は2380円です。よろしくお願いいたします。
突然ながら、当ブログのみを追っている読者のみなさま(推定二桁もいない)に、ご報告したいことがございます。
なんとこの度、寿司サンダーの投稿したラノベが、第33回○ァンタジア大賞にて「入選」の結果をいただきました! ワーイ、ありがとうございまーす!
もう半年前のことだから感慨もへったくれもないけど、ありがとうございまーす!
まあ入選止まりということで「入賞」はしてないんですけども、ありがとうございまーす!
つまり、○ァンタジア文庫を代表する作家先生の方々から「その投稿作品、賞にあたわず……」との審判を下され、最終選考で撃沈した、ということなんですけども、ありがとうございまーす!
えーーーー…………まあ、ありがとうございまーす、なんですけども。ぶっちゃけ絶妙によろこびにくいし、触れにくい結果じゃない? 賞当たってたら10万円が30万円だったと想像すると涙がでる……当方無職ゆえに定期収入がゼロなのでね……
まあこちらとしても、実力不足を自覚しつつ投稿したので、落選は想定済みだったんですけどね。この記事の小説完成後とは思えないテンションをみれば自身のなさは一目瞭然!
そしてこの画像をみても一目瞭然!
賞取れると思ってたら、こんな『爪痕さえ残せればいいやマインドの名前』にはしてないよ。なんなんすかね、ウルトラSUPER寿司サンダーBW2って(芹沢あさひ) この文字列が○ァンタジア大賞のWikipediaに刻まれてるのめっちゃヤになってきた。雑魚デジタルタトゥーすぎ(泣)
↑このように、ペンネームの存在を軽くみた者はペンネームに泣くことになります。勉強になった??
とりあえずは最終選考まで行ったこともあり、担当編集さんがつきました。俗に言う拾い上げということになるでしょうか(たぶん運が良かった)。商業デビューをめざして落選作の改稿をつづける日々。だいぶ作業も進んできた時期の打ち合わせにて、このようなことを言われました。
担当編集さん「(本名)さんにはまたペンネームを考えていだければ。ウルトラSUPER寿司サンダーBW2ではちょっと」
拙僧「あッ。ですよね」
当然過ぎる話ではあります。意識してないのにMステの特番名と被ってたり、ポケットなんちゃらの作品名の略称が入ってるペンネームなど通るはずもなし。コチラとしても「ないわー」だし、それに本名でよばれている現状も恥ずかしい。
やっぱり○○先生と呼ばれるのにふさわしい名前がいいよ~!
となれば、新たな名を考えるほかなく……
こうして、寿司サンダーの寿司サンダーによる寿司サンダーのためのペンネームを探す旅が始まるのでした――
つづく。
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【ペンネーム探しの旅 序盤】
編集のひとに「ペンネーム考えましょう」と正面から言われて、2週間ほど真剣に考えてからの""コレ""はなにも出てないに等しいな pic.twitter.com/tlDOeztgno
— 寿司サンダー (@sushi_fire2) 2021年1月24日
失敗しました。
【こいつらが四天王として待ち受けてるポケモンリーグがあったらカス地方だ】っていう大喜利の回答??
うーん……なんか、ちゃんとした名前を考えられないな……
アッ! そういえば昔も真面目に決めようとして失敗したんだった!! 歴史は繰りかえすってこういうことなの?
これまでの寿司サンダーは、ペンネームを考えるという行為自体をどこか気恥ずかしいものだと捉えてました。その恥ずかしさは現在もまだ残っております。
そもそもペンネームを考えることから逃げていた節もあります。だって、もしかしたら一生背負っていく名前なんだよコレ。安易な判断で決められないよ(泣)
ですが必要に迫られている以上、そのような泣き言は通用いたしません。自意識や羞恥心をかなぐり捨て、自らの名付けセンスを信じ挑まなければ、生涯つきあっていく最高のペンネームを見つけることなど不可能。けっきょくのところ、真摯に向き合うことでしか理想の結果は得られないらしいですよ、プロデューサーさん!(存在しないアイマスキャラ)
こうして寿司サンダーの旅は、ウケ狙いとか恥ずかしさとかを無視して真剣にペンネームを考える段階に突入するのでした――
つづく。
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【ペンネーム探しの旅 中盤】
意識をあらためてから2ヶ月か経ち、真面目なペンネーム候補がだいぶ溜まってきました。
他人の意見を訊こうと思いたち、フォロワーとの通話中に厳選した候補を貼っつけてみたら↓
「これ本気で言ってる?」「どれになっても違和感がすごい」「ほとんどまともじゃない」「Vtuber?」的なことを言われました。え、本気で考えてこの反応?
たしかに今見返すと、どれも自分の名前感ないっていうか、普通のペンネーム感がほとんどないな……
そもそも自分、梅宮ロックでも電脳字湯葉庫でもないんで……
やはりどれも自分の名前にはならない気がしてまいりました。一生背負っていくかもしれない名前って考えると、ぜんぶダメに見えてくるな?
しかし編集さんの設定したペンネームを決めなきゃいけない期日は刻々と迫ってきててます。ど、どうすればいいんだ……
窮地に陥った寿司サンダー、しっくりくるペンネームは思いつくのか――?
つづく。
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【ペンネーム探訪の旅 終盤】
わたくし熟考の末、やっと気づいてまいりました。
いきなり生えてきた名前ってのが個人的によくないっぽい(大発見!)
ラノベにまつわる己のことを『寿司サンダー』として設定してしまっている以上、『寿司サンダー』から連想される、かつ、一生背負ってもよい名前でないと、納得がいかないのだということが分かってまいりましたね。
ならば、寿司要素と、サンダー要素(=ポケモン要素)を拾えれば、しっくりくるペンネームになるのでは……?
そうアタリをつけて、悩み抜いた末にたどりついた”正解”がコチラ。
海老名雷皇(えびならいこう)です。
名前にしっかり寿司要素も入ってるし(寿司サンダーはネタだと蒸し海老が好きです)、ポケモン要素も入ってるし(寿司サンダーはライコウローブの並びが好きです)、皇帝要素も入ってるし(寿司サンダーは俺つばだと鳳翔がわりと好きです)、うまるちゃん要素も入ってるし(寿司サンダーは実は海老名ちゃんよりも土間うまると土間タイヘイが好きです)、ウマ娘要素も入ってるし(寿司サンダーはシンボリルドルフがホープフルで負けるとキレます)あっれー非の打ち所がない。
考えぬいた末に見つけた完璧な名前こと海老名雷皇。ようやっとペンネームが決まりましたね。いやー、ここに至るまでの三ヶ月間、考えつづけてよかったー。
はー、安心安心。あとはこれを編集のひとに送るだけ……
「海老名雷皇」っと…………
……いや……でも……雷皇か……
あー……雷皇か~……
えっ、雷皇……!?
生涯背負っていくかもしれない名前としては、ちょっと格好良すぎない……? 寿司サンダーには似合わないのでは……?
あああああヤバい、完璧だと思ってた名前が徐々に徐々にヤになってきた!! 雷皇は無理かもしれない!! ヤバい!!
この完璧すぎるペンネームさえ受け入れられないなら、もう、どうすればいいんだ~~!!!!!!!??????!!!!??!!!???????
ピンポーン(チャイムの音)
……ん? こんな時間にだれだろう?
ガチャッ。
降雷皇ハモン「こんばんは、降雷皇ハモンです」
えっ!?!?!?!?!? 降雷皇ハモンさん!??!?!?!????!!!!
スマブラの桜井さん「というわけで、遊戯王GXから三幻魔・降雷皇ハモンがブログに参戦です。これは、ちょっと意外だったのでは?(笑)」
えっ!?????? スマブラの桜井さんもいっしょに!?!?!!!?!?!?!
降雷皇ハモン「雷皇を名乗ることは恥ずかしいことじゃないハモよ」
そ、そうなんだ。なるほどハモ~……
大物ゲストがふたりも来てしまった以上、これはもう……”決まった”、と見てよいのかもしれません。
このような僻地にまでご足労いただき、感謝いたします。あの降雷皇ハモンさんと同じ名前になれるとは。わたくし寿司サンダー、感涙しております……泣(まあ遊戯王そんなに知らないけど)
というわけで改めましてこんにちは! 海老名雷皇と申します!
ついにペンネーム決まって雷皇感激! 海老名雷皇をよろしくおねがいしまーす!!
よーし、海老名雷皇として、今後も頑張っていくぞ―!!!!!!!!!!!!
いや……やっぱり……
冷静に考えて、降雷皇ハモンと同じ名前を一生背負っていくかもしれないの、ちょっと嫌かもしれない……
ハモンのせいでマジでヤんなってきた……なんなのこいつ、そもそも何の動物なんだ降雷皇ハモン。
よくみたら肋骨剥き出しじゃん。こわいよ、ハモン……
ていうか遊戯王やらない人がカード持ってても、格好いい絵とワケわからん文字が印刷されてるだけの紙じゃんこれ。
ペンネーム固定しようとしてすくない所持金から200円も出して記念にGETした手前で言うのもアレだけど、さては降雷皇ハモン、要らない??
もう帰っていいよおまえ。
あー、勢いで決めようとしたペンネームも決まらないし決めたくないしどうでもよくなってきた。もう寿司サンダーでいい気がしてきた。
そもキホン的な一人称が寿司サンダーの時点で、こうなることは確定してたのでは?
ペンネーム決める期日も迫ってるし、もうコイントスで決めようかな(実話)
表が海老名雷皇で、裏が寿司サンダーで……っと。
結果[表・表・表]
マジカー、海老名雷皇で決まりか……
えっ……でも嫌だな……コイントスで決めてもダメってことは、もう本当に好きじゃないってことじゃん(このエピソードをフォロワーさんに話したら『鬼滅の刃』にまったく同じエピソードがあるらしいことが判明。そうなの?)
じゃあ、まぁ、寿司サンダーでいっか……
これにてペンネーム探しの旅は終着です。無駄足だったなー。あざまるでした~。
完
【おわりに】
この記事を書いている現在、寿司サンダーは寿司サンダーで嫌になってきたので、もはやどうしようもない気がしてきました。あとゲシュタルトも崩壊ってきた。
サンカクヘッド(うまるちゃんの作者)とかヒゲドライバー(NEWGAMEのOPの作曲者)とか同系統の名のひとも居ると自分を納得させようとしたものの、なんか寿司サンダーってそこからも若干外れてるっぽくないすか? か、変えたい~、けどもうこれ以外にしっくりくるの思いつかない……
いつかは最高のペンネームに変えようと思います、最速で2作目から変わることになります、よろしくお願いします。ペンネームは周知されたもので固定したほうがいいとかいう業界の常識は知らないです、よろしくお願いします。2作目が出せるのかどうかも知らないです、よろしくお願いします。現・寿司サンダー、未来・しっくりくる最高のペンネームより。
あっ。近い内にもういっぽん記事を出す可能性があります、よろしくお願いします!
ここまで色違いのホエルコの検索結果が言ってたEND